投稿者:ちけった 神奈川県 12/12/13
患者さん:ご家族 通院時期:平成11年5月〜現在通院中
特発性血小板減少性紫斑病
医師の番場正博さんへ
長い間、大変お世話になり本当に有難うございました。
息子が4歳で発症してから14年が過ぎました。
過日の診察で「もう大丈夫だよ、お母さん」と言われた時はどんなに嬉しかったことか。
初めて診察を受けたあの日。「血小板が5000しかない・・」話を聞きながら不安な気持ちでいっぱいになり、無邪気に遊ぶ息子を見て涙をこらえるので精いっぱいでした。
最初の数年は血小板の数値が低くハラハラ・ドキドキの毎日でした。
それでも成長とともに症状も安定し、診察を受ける回数も減っていきました。
次の予約をとった後、先生の言葉は決まって「何かあったらいつでも来て」。
その言葉は息子に特別に向けられた言葉ではなかったかも知れません。
でも『何かあったらいつでも頼れる先生がいる』その思いは不安な日々を過ごす私にとって本当に心強いものでした。
間もなく18歳になる息子。『小児科で診察が受けられなくなったら・・』と心配していましたがその前に番場先生から卒業できました。
『有難う』の言葉では伝えきれませんが、心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。