投稿者:すみか 愛知県 15/05/02
患者さん:ご本人 通院時期:2009年10月〜2010年5月、2014年11月
切迫早産、上位破水、出産、更年期障害
医院の皆さんへ
切迫流産と診断され1ヵ月間の自宅安静の後、3ヶ月半入院しました。
24時間点滴で血管は割り箸のように硬くなり、トイレ、洗顔、食事、週に1度の洗髪以外は横になっていなければいけない入院生活でしたが、助産師、看護師の皆さんは毎日温かい言葉を掛けてくれたり、症状の確認等も分かりやすく説明してもらえたので入院中は安心して過ごす事ができました。一旦退院した際には自宅より病室の方が落ち着く気がした程です(笑)
食事は毎食美味しく楽しみで毎日メモしていました。
そして産婦人科という職場で働く女性達は頼もしく尊敬できる方ばかりでした。
退院後すぐに上位破水で入院し5日後に出産。点滴をコロコロ連れて廊下を歩くこと4日目。陣痛が起きずにイライラMAXで泣きながら『点滴蹴り倒したい!』と弱音を吐いていた私を優しく諭してくださったHさん。陣痛室で腰を擦ってくれた助産師のKさんも妊婦さん。分娩室でカチカチの私の血管に点滴の針を潔く一発で刺してくれたMさんも妊婦さん。逞しい妊婦の助産師さん達に囲まれ無事出産することができました。出産翌日に病室でお会いしたHさんに『昨日はありがとうございました。無事生まれました。』と報告すると涙を浮かべて喜んでくださり、身内かと錯覚してしまう位印象的でした。次に出産する時にも、こちらの病院でお世話になりたいと思います。
医師のN先生さんへ
上位破水で入院して、1日、2日、3日・・・と陣痛が起きずに過ぎていくうちに、私から『帝王切開して』『切って』と先生に言うようになっていましたが、先生がギリギリまで待ってくださったお陰で、子供の誕生の瞬間、温もりを感じて記憶できた事に心の底から感謝しました。主人を分娩室に呼ぶ際には『赤いものは(胎盤など)見えなくしてから呼んでください』とのリクエストにもしっかり答えてくださり、穏やかな家族の時間が過ごせたのも貴重な思い出です。すぐに、あの時切らなくて良かった!と思いました。もしも先生が帝王切開を選択していたら、幸せな思い出が1つ減るところでした。どんなお礼の言葉でも足りない気がしますが、本当にありがとうございました。